バリニーズ・スタイルの挙式の多くは、ビーチ・ガーデン・ウブドなどで行われています。挙式会場装飾の多くは、東洋と西洋を融合させたどこか郷愁を感じる、トラディショナル＆モダンなスタイルです。デコレーションは生花をふんだんに使用し、ウンブル・ウンブル（バリニーズ・ホワイト・フラッグ）、ペンジョール（装飾されたバンブー）、バリニーズ・アンブレラ（バリ傘）で挙式会場を取り囲みます。祭壇にチャナンというお供え物が施され、バリ島伝統の装飾が挙式を盛り上げます。挙式時、ご新郎ご新婦の多くは、ウェディングドレス＆タキシードを着用されることが多く、バリ式の衣装は挙式前撮影で着用されるお二人が多いです。

バリ・スタイルのウェディングでは、トラディショナルな神輿が挙式会場入場や、パーティー会場入場に使用されます。デイタイムの挙式では、目の前に広がる青々としたビーチや、緑深いガーデンとのコントラストが美しく、伝統的でありながらもモダンなウェディングシーンを演出します。ウェディング・パーティー時、サンセット・タイムに夕陽をバックに波打ち際ぎりぎりまで担がれながらの入場シーンはとても幻想的なブライダルシーンとなります。

バリ・スタイル・ウェディングでは、挙式の前後にバリ伝統のウェディング・コスチュームで撮影が行われます。西洋式のドレス＆タキシードとはヘアメイク・着付けが異なり、挙式前に約120分、挙式後に60分、衣装＆ヘアスタイル・チェンジのお時間が必要となります。ご新郎ご新婦の多くは挙式では西洋式のドレス＆タキシードをご着用されますが、ご参列者はバリ・スタイルの衣装をご着用される方も多くいらっしゃいます。本格的なバリ衣装は着付けが必要となりますが、簡易的なものはスーパーや市場でもご購入が可能です。